※本記事には、性に関する表現を含みます。18歳以上の方のみご覧ください。
友達との会話で
「彼氏(旦那)とのセックスって月にどれくらいしてる?」といった話題になった時
もしくはSNSを見て
”え、私少なすぎて愛されてないのかも・・・”
”毎日って普通じゃないのかな・・・”
と、不安を感じたり、比べて落ち込んだことはありませんか?
日本人は特に「突出せず平均の中にいたい」という思考になりがちです。
周りの人はどうなのか、自分は平均の中にいるのか
それを気にしてこの記事に辿り着いた方もいらっしゃると思います。
この記事では、セックスの頻度の実態や、少ないと感じている方、多いと感じている方の悩みを
追っていきます。
みんなどれくらいしてるの?年代別セックス頻度の割合
日本家族計画協会の調査(2024年、有効回答数5000以上)によると、
10代~60代のうち、月に1回未満しかセックスをしていない人は、全体の半数以上。
下記のグラフは、男女別に、年代ごとのセックス頻度の割合を示しています。(数値は割愛)


グラフを見ると、年齢が上がるほど頻度も減っているのが分かります。
既に30代の時点で約半数が月1回未満となっています。
今の時代は女性も7割以上が働いていると言われているので、お互いに仕事や家事育児に追われる人が増えセックスどころではない!となってしまったのではないでしょうか。
「週1が理想」ってホント?みんなのリアルな声

SNSやネットを見ていると、週1でセックスするのが理想とよく目にします。
ですが、日常の生活スタイルはそれぞれ違いますし、先ほどのグラフを見ても分かる通り年齢によっても違います。
性については20代前後のカップルインフルエンサーがオープンに話していることが多いので
それが”多数”とは思わなくて大丈夫です。
「週1」が目安になるときは?
とはいえ、「パートナーと頻度についての感覚のすり合わせをしたい」とき、
週1という“目安”を使うのはアリです。
もちろん、週2でも、月1でも良いのです。パートナーとのすれ違いをなくすことが目的です。
「平日は忙しいから、ゆっくりできる週末とかでつながれたらうれしいな」
「最近回数が減ってるけど、今くらいのペースが丁度良いかもね」
そんな会話ができると、お互いにプレッシャーをかけすぎずに済みます。
セックスの回数が少ないと感じる女性の悩み

― なんで最近してくれないの?私だけが不安なの?
付き合いが長くなったり、生活が忙しくなったりすると、「最近してないな…」と感じることが増えてくるもの。
でも、セックスの回数が少ない=愛情がないと決めつけるのは、ちょっと待って。
実際、多くの女性が「回数が少ない」ことに悩みながらも、誰にも相談できずにモヤモヤを抱えています。
■ 回数が少ないことで、女性が感じやすい悩みとは?
特に、回数が少なくて不安な状態でSNSを調べ、インフルエンサーカップルや他の人と比べて落ち込む方は多いのではないでしょうか。

比べても意味がないと分かりながらも、比べちゃいますよね。
ネットの中では、漠然と”回数が多い=ラブラブ”と認識されていますが
それはラブラブであることを見せることで憧れられたい、愛されていると証明したいという思いがあるから。
実際の友達に聞けば「レスだよ」と言う人の割合の方が多いはずです。
周りの人が多くても少なくても、「へぇ」と思う程度で良いのです。
■ どうしたらいい? まずは“自分の気持ち”を整理してみる
セックスの悩みって、「したい」とか「したくない」だけじゃなくて、
その背景にはたくさんの感情や期待、傷つきやすさがありますよね。
まずは、自分がなぜ不安なのか、どんなふうに求めているのかを言葉にしてみましょう。
言語化することで、自己理解にもつながります。
ふわっとしていて自分でもよく分からないと感じた方は、一度書いた内容に対して、自分で「なぜ?」と問いかけてみましょう。だんだんとその本質が見えてきます。
■ パートナーに伝えるときは「責めずに、でも正直に」
伝えるのって本当に勇気がいるけど、
相手に伝わってない限り、「不安だった」ことは永遠にわからないまま。
🔹おすすめは、「回数が少ないね、どうして?」ではなく、
🔹「最近あまりできなくて、ちょっと寂しいな」といった伝え方。
自分の気持ちをまっすぐ言葉にすることで、相手の本音も引き出せるかもしれません。
■ 無理に回数を増やすことが“解決”ではない
大事なのは、“頻度”よりも“気持ちの通い方”。
日々の生活の中に
パートナーが思う不安やストレスが潜んでいて、セックスどころではないのかもしれません。
あなた自身も、単に「セックスすれば良い」とは思っていないはず。
日常の中で支え合える部分をみつけ、お互いを尊重することで
不満が理解になり、理解が愛の再認識になるはずです。
セックスの回数が多いと感じる女性の悩み

― 「求められること=愛されてる」と、一見、セックスの回数が多いって“いいこと”に見えるかもしれない。
でも実は、回数が多いことで悩んでいる女性もたくさんいます。
それは「性欲が合わない」と感じるだけでなく、
“本当はしたくないのに応じなきゃ”という義務感だったり、
“断ると嫌われそう”という不安だったり。
パートナーの愛情表現と価値観が噛み合わないと、
セックスが「負担」に感じてしまいます。
■ 回数が多すぎてつらい女性のリアルな悩み
こんなふうに、セックス=愛情のバロメーターとして捉えられると、
“応じなければいけない”と感じてしまうのも無理はありません。

”したくないのにしないといけない”が続くと、セックスどころかパートナーに対しても
嫌悪感を抱いてしまいます。。
■ どうすればいい? 心の声に耳を傾けることから
まず大切なのは、「今、自分はどう感じているか」を自覚すること。
✔ 疲れてる時はしたくない
✔ 断ったときに相手の反応をみて罪悪感がある
✔ セックス以外の愛情表現が足りない
「応じなければ愛されない」という思い込みが、
自分を追い詰めてしまっている可能性もあります。まずは、自分の気持ちを言語化してみましょう。
■ パートナーにどう伝える?
「断ったら怒られるかも」「傷つけるかも」と心配になる気持ち、すごくわかります。
でも我慢を続けたままだと、セックス自体が苦痛になってしまう。
伝え方のヒントは、“回数”の話に絞らず、気持ちの共有をすること。
🔹「最近ちょっと疲れ気味で、次の休みまで待ってほしいな」
🔹「ホテルばかりじゃなくて、普通のデートもしたいな」
“求めることを拒否している”んじゃなくて、
“もっと大事に向き合いたい”という気持ちを軸にすれば、
伝え方はきっと変わってくる。
でも、実際は難しいですよね。仲が悪くなるんじゃないかとか、こっちの気持ちも分かってよとか。
セックスに依存しているパートナーだと余計に辛いと思います。
ただ一つ言えるのは、あなたの気持ちを理解しようとしないパートナーなら、距離を置くことも時には必要です。
最後に

セックスの頻度って、実は“これが正解”なんてものはないんですよね。
大事なのは、まわりと比べることよりも、「私たちにとってちょうどいい関係ってどんなものだろう?」と考えること。

管理人の私も、したい時は毎日したいし、したくない時はずっとしたくない!!
もちろん我慢することはありますが、理解してくれるパートナーがいることで
安心してセックスができています。
気持ちがズレてしまう日もあるし、疲れてしまうときもある。
でも、そんなときこそ、ふたりで話し合って、一緒にちょうどいいバランスを探していけたら素敵だと思います。
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